活用するなら今がチャンス! 優遇税制商品はNISAだけじゃない!
いよいよNISA(少額投資非課税制度)がスタートしましたね。
待機資金は10兆円とも言われ、個人投資家たちの投資熱が大いに高まってきています。
そこでついついNISAばかりに目がいってしまいがちですが、実は所謂『節税テク』が使える商品は他にもあるのです。
その商品とは?
- 外貨建てMMF
- 外国債券(利付債、ディスカウント債など)
実はこうした商品には、途中売却時の譲渡税が非課税になるという制度があるのです。(概略は下記の表をご覧ください。)『アベノミクス効果により、さらなる円安基調が持続する。』と考えている方は特に有効活用できるのではないでしょうか?
利付債 | ゼロクーポン債 | |
利金 | 20%の源泉徴収 | なし |
譲渡益 | 非課税 | 譲渡所得として総合課税 |
償還差益 | 雑所得として総合課税 | 雑所得として総合課税 |
ただし、活用できるのは平成27年12月末まで。
今まで私もこの制度を有効に活用していたのですが、残念ながら平成27年12月末をもって譲渡益も課税対象となってしまいます。
今年の為替動向も各シンクタンクなどの予想では引き続き円安基調が続くと見られているため、為替差益を狙おうとお考えの方・「今こそ外債投資へ!」と思っている方は、ぜひ一考の価値があるかと思います。 (もちろん、自己責任でお願いします。)
あと2年とみるか、まだ2年あるとみるかは考え方次第です。「外国債券はどうも・・・」という方には、外貨預金にくらべ為替手数料が安く、比較的気軽にできる『外貨建てMMF』などをお勧めします。
外貨投資をする場合の注意点
外貨投資をする場合は、特に以下の2点に注意してください。
- 通貨選択・・・国の信用度と為替手数料
- 発行体・・・信用格付けをチェック
為替環境も円安に転じて約1年が経過し、更なる円安へと動こうとしています。リスクをとれる方は、株式投資だけでなく外貨投資も考えてみてはいかがでしょうか?
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